【RIP-TIE】故 マイケル・ポール・フェネル氏を偲んで
RIP-TIE, Inc.の創業者であり、前代表取締役社長のマイケル・ポール・フェネル氏が、2025年3月29日、81歳でこの世を去りました。
創業以来、フェネル氏は数々の画期的な製品を生み出し、これまでのケーブル管理の在り方を一新させ、多くの功績を残しました。また、その温厚な人柄や、周囲の人々への献身的なサポートでも知られています。
“全てのお客様、取引先様、従業員が幸せに関われる会社であること”を経営理念に掲げ、フェネル氏が歩んできた道のりを、RIP-TIEの歴史と共にここに振り返ります。
1985年、アメリカカリフォルニア州にて、パートナーと共にSeam Techを設立。映像業界での勤務経験から、撮影現場でのケーブル管理の重要さを痛感し、ケーブル類をより効率的に管理するための製品開発に取り組みました。
同年、RIP-TIEケーブルラップを開発、アメリカ、日本、ヨーロッパ各国にてパテントを取得。品質や、細部にまでこだわった製品づくりが好評を博し、当製品は後にケーブルラップの代名詞的存在となります。
1991年、社名をRIP-TIE, Inc.に改め、サンフランシスコ サウスオブマーケット地区に移転。フェネル氏の100%オーナーシップ体制として、新たなスタートを切りました。
2001年にはサンレアンドロに自社社屋を購入、本社を移転し、2008年に倉庫用物件を購入。その後、2010年に「リップタイミニ」、2013年に「リップロックケーブルラップ」、2018年に「リップトラック」を開発し、いずれもアメリカ、日本、ヨーロッパ各国にてパテントを取得。フェネル氏先導の下で当社は更なる飛躍を見せ、事業拡大に伴い2018年には本社隣接の事務所を購入。
経営理念に掲げた通り、お客様に満足してもらうための革新的な製品づくりはもとより、従業員の幸せを第一に考え、より良い労働環境を整えるための柔軟な姿勢が印象的でした。
ビジネスを成功に導いただけでなく、フェネル氏がその生涯を通して残した多くの功績をここに讃えます。
最近のお知らせお知らせ一覧

[RIP-TIE] 年末年始休業期間についてのお知らせ

【RIP-TIE】展示会出展に伴う臨時休業〈11月15日(金)〉のお知らせ

【RIP-TIE】InterBEE 2024 出展致します
【RIP-TIE】夏季休業のお知らせ
